ぶつぶつ
ぶつぶつ写真図鑑① コンジローム
ぶつぶつ図鑑コンジローム
コンジロームをはじめとし、ペニスのぶつぶつは様々な種類があります。 性病以外は害を及ぼす心配はないものの、「見た目が誤解を与える」「女性に敬遠される」などの理由から除去を希望なさる方も多い治療です。
ぶつぶつの特徴を図鑑のようにわかりやすく解説しますので、参考にしてください。
~性病によるペニスのぶつぶつ~
尖圭コンジローマ(コンジローム)
発症部位
亀頭、尿道口、カリ首、裏すじ、包皮(陰茎)、
たま袋(陰のう)、肛門、太もも
形状
球状、トサカ状、泡状、イボほくろ状
大きさ:1~3ミリから数センチ
治療時間
範囲や量により5~15分
料金
55,000円~
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じるイボの一種です。
性器や肛門のまわりにイボができる病気で、セックスやそれに類似する行為(オーラルセックス:フェラチオも含む)により、皮膚や粘膜にある小さな傷に侵入して感染します。
イボの色は白、ピンク、褐色(黒っぽい茶色)、時には黒色など様々で、大きさは1~3ミリ前後が多く、中には数センチの大きさになることもあります。 形は球状、にわとりのトサカ状、泡状、イボほくろ状など様々です。
痛みやかゆみ、膿(うみ)が出るなどの自覚症状がほとんどありません。そのため初期の小さな粒はフォアダイスやニキビ、イボと勘違いして放置されることが多く、ある時を境に急に増える、大きくなることがあり、駆け込み的に受診なさるケースが多く見られます。
尿道口の中、肛門の中もチェックが必要です。
コンジロームは見えやすいところだけでなく、尿道口の内側、肛門の内側、包皮の粘膜にもできやすいことが特徴です。
この箇所は意識的に確認しないと見逃してしまうため、私は疑いがある場合は上記部位もくまなく確認をしております。
長期間潜むやっかいな性病
コンジロームは発症しているイボがすべてではなく、皮膚内に潜んでいるものもあります。
発症から1か月から8か月ほどの時間差で出てくることがあるため、その間は注意が必要です。
治療を終えた後も安心せず、あやしいイボを見つけたら「コンジロームでは?」と疑って受診してください。
男性以上に女性は発見しにくく、症状が重い・・・
男性はペニスなど見えている箇所にできやすいため、比較的発見しやすいと言えます。
一方、女性は膣内に発症するため、発見しにくいことがほとんどです。
婦人科で特殊な器具を使って広げて診察するまで見つけにくく、子宮頸がんを誘発することがあります。
また、コンジロームに感染していることに気づかず出産すると、赤ちゃんにうつって産まれてくる可能性があります。
コンジロームはセックスするすべての男女に感染リスクがあります。
コンジロームは性感染症のため、主にセックスなど性的接触でうつります。
サウナや温泉、タオルの共用で感染する可能性は極めて引くと考えられています。
性風俗店や出会い系など、不特定多数の男性と性的接触を持つ女性とのセックスは感染リスクが高いと考えられますが、近年は一般女性の感染者が急増しています。
コンドームを使用していても、コンドームで守られていない箇所が感染することもあります。
また、オーラルセックス(フェラチオ)でも感染します。 コンジロームは特殊な病気ではなく、男女問わずセックスするすべての方に感染するリスクがある、とお考えください。
軟膏や液体窒素治療で再発を繰り返す場合、ご相談ください。
コンジロームの除去治療として、コンジローマ用の塗布や液体窒素照射を長期間続けている方もいらっしゃいます。
再発を繰り返すうちにコンジロームの数が増え、大きくなることでさらに増えていくこともあります。
私はコンジロームをレーザー照射や切除によって、皮膚表面のウィルスを根っこから除去することが完治に近づく方法と考えております。ぜひご相談ください。
すべて柴田理事長・立山医師が診察・治療を行います。
川口駅直結で最高のアクセスです。
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